2021.09.23

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正直であるという事

正直であるということはとても大切だと思う。
何をするにしても。企業経営にしても
税金を滞納したり地代を払わなかったり
それには色々理由もそうせざるを得ない状況もあるとは思います。
それならそれで何か誠意ある対応を見せるとか、
これだけは外してはいけないと言うことがやっぱりあると思います。
信用に関わる事は一度失うと取り返せないし
ひとつづつ積み上げていくものなのでこれだけは
無理をしてでも守っていくべきだと思います。
御幸荘花結びを創業してから来年で60数年。
その60数年足らずの歴史の中で
唯一誇れることは銀行借り入れの返済利払いを含め
支払いを滞らせた事が一度もないという事だ。
うっかり忘れや請求の行き違いで少し遅れたことはあっても。
これは父から伝授された数少ない経営の仕方の中で
大事に守っている事だと思います。
これが簡単そうで実は相当難しいことは
企業の財務担当者や社長さんならみんなわかることだと思います。
やはり商いは正直にいかないといけない。
信用を失う行為のまた何十倍もの労力をかけて
信用を回復しなければならない。
信用を失って一万円稼いだとすれば
回復には100万円相当の労力がかかるもの
だから回復不能なくらい信用を失った人は去るしかなく
まだ戻せるなら一刻もはやく心を入れ替えて正直になるべきです。
ということを肝に銘じておきましょう。
 

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